神道鈴 青銅製 17〜19世紀
SOLD OUT日本の旧家の蔵から出てきた手持ち鈴。鈴の中に玉は入っておらず、全体を振り動かすことで音が鳴る。
一つ一つに個体差があり、様々な音高が入り混じった深みのある音が聞けるのは日本の古い鈴の特徴である。
持ち手の先端が二股に別れており、鈴が片方に四個、もう片方に三個の計七個取り付けられている。一見左右不対象でバランスを欠くが、これが故意であるなら神道系の祭具である可能性が高まる。なぜなら神道では陰陽思想の影響で偶数を避けるためである。憶測の域を出ないが、神楽鈴の一種なのかもしれない。
二叉鉾のような本体の先端は明らかに蛇の頭部を模しており、蛇信仰との関連性も窺わせる。
W8cm × D20cm
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