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蛇韻律

琉球壺屋焼 マカイ 19世紀

¥24,800

マカイと呼ばれる沖縄の茶碗。明治政府による琉球処分に前後する時期に焼かれたものと思われる。

元々諸外国と活発な海上交易を行っていた琉球王国は、薩摩藩による侵略で交易が下火となったのを機に、産業復興の一環として壺屋焼を誕生させた。この茶碗はその系譜に属するもので、釉薬を垂らしながら絵付けを施す「イッチン」と呼ばれる技法が用いられている。

琉球処分を境に、日本本土から安価で軽い焼き物が大量に流入するようになり、壺屋焼は勢いを失った。大国への屈服を余儀なくされた王朝の悲哀がこの朽ちた茶碗に滲んでいるようである。

釉薬が剥落した箇所から見える、素地に染み込んだイッチンの絵付跡が儚くも美しい。

W14cm × H7.5cm
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