Antique & Poetics – Serpent Rhythm Continuum

蛇韻律 Serpent Rhythm Continuum

清朝 青花三現龍文図盃

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清朝順治年間、景徳鎮民窯で焼成された青花盃。雲間から龍の頭・胴・尾の三か所が現れる「三現龍文」は順治一朝のみに見られ、不確かな時代にあってなお、吉祥への祈りを託した特異な図案である。顔料には浙青(浙江省産コバルト)が用いられ、雲の流れと龍の気配を瑞々しく描き出す。器形は実用性を備えた端正な逆円錐形で、高台はやや高さを持つ。順治青花の過渡的性格を伝える、気韻ある佳品。

口縁に一箇所削げと、そこから伸びる短いニュウがある。削げの部分には金繕いを施した。

W6cm×H4.5cm
  • 修繕

    金つぎ 柳蔭

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