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蛇韻律

伽倻 丸底形土器 3〜5世紀

¥30,000(税込)

坩と呼ばれる丸底の陶質土器。三国時代の伽倻で祭器として焼かれたものだろう。胴部からの鋭利な立ち上がりと、そこに巡らされた一本の線文が極めて洗練された印象。伽倻土器は中国の灰陶に端を発するが、器形には半島独自の美意識が通底している。

伽倻が新羅に併合された後も土器の生産は続き(新羅土器)、その一方で、日本列島に渡った陶工たちは須恵器を焼いた。須恵器が半島の陶質土器に酷似しているのはそのためであり、現にこの坩とほぼ同型のものが日本でも出土する。

朝鮮半島を単なる文化伝搬の架け橋として見るのは誤りであろう。そこには大陸の文化を確実に受け止め消化した、何処とも異なる独自の文化が存在したのである。

口縁部に数箇所小さな欠けあるが、概ね状態は良好。坩は器台に乗せられるため自立しないものが多いが、こちらは底が平らに成形されており単体で自立する。

W8.5cm × H7cm
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