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蛇韻律

萩焼 深川窯 海鼠釉筒向付 18〜19世紀

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白釉の上に海鼠釉が流し掛けられた萩焼の筒向付。土灰と藁灰を混入した独特の海鼠釉は、江戸中〜後期の深川窯で度々用いられた意匠である。

文禄・慶長の役の折、長州藩の藩祖である毛利輝元が李朝の陶工、李勺光、李敬等を連れ帰り、窯を創設したのが萩焼の始まりである。窯場のある松本村にちなみ当初は松本焼と呼ばれていたが、承応2年(1653)に李敬の三男である蔵崎五郎左衛門等が藩に独立を願い出て、松本村の西に位置する深川三ノ瀬(現長門市深川湯本)に分窯を開いた。これら二つの窯を「萩焼」と呼称するようになったのは明治に入ってからのことである。

藩直轄の御用窯であった松本窯が茶碗類を主に焼いていたのに対し、民窯的な性格を持った深川窯は生活雑器を中心に焼いていた。そのため現存する萩焼の古作といえば松本窯のものが大半であるが、稀に茶陶の風格を有した深川窯のものが紛れている。

畳付の手触りが滑らかになっており、長年愛玩されてきたことが分かる。極小さな窯傷以外特筆すべき瑕疵はなく、状態良好。

W7.5cm×H6.5cm
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