Loading...

蛇韻律

合鹿椀「下」19世紀

¥16,000(税込)

能登町、旧柳田村の合鹿地方で17世紀に発生したとされる漆椀。通称合鹿椀と呼ばれる、輪島塗の祖型にあたるものである。時代が下るにつれ分業化が進んだが、初期は木地師が木地から塗りまで一貫して生産していた。

床に直置きで使用される為、高台が高く作られているのが特徴。木地は固く荒い欅が使用されており、手斧で粗削り後、轆轤で成形されている。漆には艶が無く、刷毛目が残っているものが多い。

比較的大ぶりのこちらは幕末〜明治頃の作と思われる。手斧の削り跡はほとんど見られず、轆轤技術の向上が窺える。椀の外側に書き込まれた「下」の文字は、この椀が納められていた村の区分を示すものだろう。

村人が自らのために、自らの手によって作り出したこの椀は、産業化以前の手仕事のあり方を今に伝える。ほぼ未使用の状態で蔵に眠っていたため、状態は極めて良好。

W13.5cm × H10cm
  • 画像は実際の商品と色味が異なる場合がございます。
  • 商品説明はあくまで見解です。内容の真偽、正確性は保証いたしかねます。
  • ご購入の際には、「特定商取引法に関する表記」をご一読ください。