高麗 青磁陰刻輪線文小碗
SOLD OUT高麗時代末期に焼かれた青磁の小碗。小振りな高台から膨らみを持って立ち上がり、口縁はやや内湾する。口縁外側には三本の輪線を施し、豊かな青磁釉が器壁に滴る。
仏教と共に伝来した喫茶の風習は高麗時代に最盛期を迎え、茶碗を始めとする多くの茶道具が作られた。この種の小碗は抹茶を点てるには適さないことから葉茶(煎茶)を喫するための茶杯か、または祭祀道具であったと推測される。
高台に一箇所ホツが見られるが、それ以外に特筆すべき瑕疵はない。
W8cm×H5cm
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