中国南方 青花茶碗 16世紀
¥8,000(税込)明末清初に中国南方で焼かれた染付茶碗。フィリピンやタイに同手のものが多数出土していることから、輸出用に大量生産されていたものと思われる。安南焼にも通じる呉須の滲みや、青みの強い白磁が特徴として挙げられる。
中国南方という土地柄、中国とも東南アジアともつかぬ、その両者の間を揺れ動くような作風が魅力の一つであり、またその図案は実に多種多様である。この茶碗に描かれているのは簡略化された唐子だろう。
雑器として酷使された形跡はなく状態良好。釉薬がしっかりと残り、滑らかな手触りを保っている。高台に描き込まれた墨文字は元々の所有者のサインか。
W12.5cm × H5.5cm
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