李氏朝鮮 染付鱗紋白磁小壺 19〜20世紀
SOLD OUT李氏朝鮮末期〜日本統治時代に焼かれたであろう白磁の小壺。鱗のような紋様が鮮やかな青のグラデーションで全体を埋め尽くすように描かれており、その筆先は高台にまで及んでいる。
朝鮮半島で染付磁器の生産が始まったのは15世紀頃。朝鮮では良質な呉須が産出しなかったため、当初は中国から輸入した僅かな呉須を水で薄めるなどしていたが、19世紀半ば頃にようやく満足な量の呉須が調達できるようになった。
移ろう時代の狭間に産み落とされた、どこか魅力ある小壺である。特筆すべきダメージはなく、状態は極めて良好。
W11cm × H12cm
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