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蛇韻律

欠いてこその扁さ

ある扁さが、ここにある
三つの隙間から
こぼれ落ちていったものの影が、あるいはその残像
その滑り、その落下
ある扁さが、思い起こされる
四つの枝分かれ、
直線の反復
表面があなたに微笑みかけ、四本あれば十分だと言う
いずれにしてももう一つ足りない
それが二か五にしても…
扁さとは何か
絶えず満たされないものではないか
常にバランスを欠き
当たり前のように喪失を繰り返す
私たちではないか
また失っている
あるいは元より何かを欠いている
そしてそれらは蘇る
またしても空洞
存在、それ自体が亡失そのものである