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藍九谷 窓絵竹梅石畳文皿

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1640〜50年代に有田で焼かれた皿。縁に鎬を施した七寸ほどの器体を成し、石畳文様に窓を設けて竹梅を描く。祥瑞の影響を受けた幾何学的な図案、生掛けの釉薬が初期藍九谷の特徴を示しながら、同時期に始まった上絵付けの技法も取り入れられている。過渡期的様相の強い特異な作風が、品種や様式が多様化していた当時の状況を想起させる。

色絵が部分的に剥離している。口縁に短いニュウが2〜3本見られるが、全体に貫入が走っているため目立たない。

W21cm×H2.5cm
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