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初期伊万里 染付花鳥文皿

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1640年代に焼かれた初期伊万里の皿。僅かに深さを持った鍔縁の器体を成し、如意頭繋ぎで花鳥文を囲った古染付風の絵付けを施す。愛らしい表情の鶯が草花の間に佇む典雅な画風は、藍九谷へと連なる新たな美意識の萌芽を感じさせる。上がりはやや甘手ながら発色も申し分なく、華やかさが際立つ初期伊万里の優品。

口縁裏側に一箇所、削げの銀直しがある。それ以外に目立った瑕疵は無く、状態良好。保存箱付き。

W20cm×H3.5cm
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