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呉朝〜李朝 青磁四耳壺

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呉朝から李朝初期にあたる900年〜1000年代頃にベトナム北部で焼かれた壺。唐の支配下で「安南」と呼称された北属期を脱し、独立に向かう機運の中で生み出された作例。括れた腰と広い口をもつ丈長の器形を成し、肩部に二条の輪線と四耳を設ける。越州窯の原始青磁を下地としながら、当地独特の発色を見せる淡緑の膚が印象的。

後天的な傷が殆ど無い、原状をそのまま留めた稀有な個体。口縁の釉が焼成前に拭き取られているが、内部には釉薬が掛かっており花器に適す。

W12cm×H18cm
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