明朝 雲南建水窯 五谷罐
¥32,000(税込)雲南省の建水窯で焼かれた小壺。ペー族の信仰する阿吒力教で用いられた明器群「五供」の内の一つで、中に五穀を入れることから五谷罐と称される。
明朝期の雲南では、阿吒力信仰と共に火葬が普及した。香炉、対の花瓶、対の五谷罐の計五つで構成される五供は、それまでの土葬式の明器とは異なり、死者と共に火に入れられる。
元々蓋を伴っていたと思われるが、欠失している。微細な釉薬の剥離が見られる以外に目立った瑕疵はない。
W5.5cm×H5.5cm
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