李氏朝鮮 会寧 藁灰釉皿
¥72,000(税込)
李氏朝鮮時代初期に咸鏡北道会寧郡または明川郡で焼かれた皿。僅かに深さのある器形を成し、藁灰釉が口縁付近に掛かる。見込み中央と高台周辺は無釉とし、同地特有の粗い土肌が広範囲に露呈する。
こうした施釉は重ね焼きを目的としたもので、中国の民窯から伝えられたと推測されるが、朝鮮陶磁において同様の掛け残しを示す作例は非常に少ない。また、会寧の窯は頻繁な移動・改築を重ね、取り壊した窯土を耕地の肥料に転用する習慣があったため、初期の窯址は今日ほぼ所在不明となっている。現存する会寧陶の大半が後期の所産である現状にあって、失われた窯の記憶をその身に留める稀有な一作。
平茶碗に見立てられており、よく使い込まれている。口縁に短いニュウ・削げの金繕いがある。高台に欠けがあるが古い時代のもので、既に馴染んでいる。その他、窯傷以外に目立った瑕疵はなく、状態良好。「會寧 平茶碗」と書かれた箱に収まる。
W16cm×H4.8cm
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