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藍九谷 瑠璃陽刻波鷺文皿

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17世紀後半に有田で焼かれた瑠璃釉の皿。非常に緻密な陽刻で、荒波の上に戯れる複数羽の鷺を表す。複雑な画面構成による騙し絵的な興趣と、沿岸の風景が眼前に迫るような臨場感を併せ持つ、極めて稀有な作例。一方で裏面は典型的な藍九谷の意匠で、その意外性にも驚かされる。僅かな面積の中に、果てしない奥行きを感じさせる逸品。

図録「柴田コレクション展(l)」に同手所載。若干のフリモノ以外に目立った瑕疵は無く、状態は極めて良好。

W12.5cm×H2.7cm
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