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小鹿田焼 呉須墨流し仏飯器 二客組

¥34,000(税込)

幕末〜明治期に焼かれた小鹿田焼の仏飯器。化粧土の施されたフラットな見込みに、濃厚な輸入呉須の墨流しが映える。外面には透明感のある飴釉が施され、内外で鮮烈なコントラストが生まれている。

小鹿田焼は18世紀初頭、大分県日田市の山あいに位置する小鹿田皿山地区で、領内の生活雑器の需要を賄うために興された。軟質という事もあり、現存する古手の小鹿田焼は数が少なく貴重。時代の気風を表すようなモダンな意匠が好ましく、高杯やアイス皿など多様な見立て方を想起させてくれる。

二客とも口縁付近に細かな削げや釉の剥離が見られるものの、実際の使用で悪化する気配は無く、状態は総じて良好。

W11.5cm×H8.2cm
W11.2cm×H8.5cm
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