スコータイ朝 シーサッチャナーライ窯 鉄絵唐草文小壺
ARCHIVEDスコータイ朝期にシーサッチャナーライ窯群及びサワンカローク窯で焼かれた小壺。元代の影響を感じさせる平たく豊満な器体に、線で区切った唐草文を描く。かなり高温で焼成されたとみられ、軟質である同地の作品としては非常に固く焼き上がっており、叩くと澄んだ音を響かせる。口部周辺に生じた青白い「鵜の斑」も魅力となっている。
口辺に小ホツが見られる。その他、窯傷以外に目立った瑕疵は無く、状態は極めて良好。
W9cm×H6.6cm
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