明朝 霊武窯 黒釉線彫水波文小壺
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元末〜明朝初期に寧夏で焼かれた小壺。現在の霊武市周辺に所在した窯の産。胴部に黒釉を掛け、櫛目による圏線と水波文を施す。
かつてタングート族が支配したこの地では、独自の年号や西夏文字の制定に象徴されるように、漢地とは異質の文化が育まれていた。帯状にめぐる水波文のゆらぎは、ヘレニズム期のアンフォリスコスに見られる装飾のリズムを思わせ、シルクロードのオアシスとして栄えた同地の西方的影響を感じさせるものである。
口縁にニュウが一本と、胴部に細かなスクラッチが見られる。その他、目立った瑕疵は無く状態は概ね良好。
W8.5cm×H11.5cm
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