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民国 潮州窯 公鶏碗

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民国期に広東省潮州で焼かれた茶碗。雄鶏や花が粉彩で描かれた「公鶏碗」と呼ばれるもので、明代の成化闘彩磁器にその祖型を見出すことができる。

かつて中国華南地域から香港、台湾、東南アジア各地に広く普及していたこの茶碗は、家族に繁栄をもたらす縁起物とされていた。日の出とともに鳴き声を上げ、人々を労働へと駆り立てる雄鶏は、農業社会において家畜以上の特別な存在だったのだろう。

若干の色褪せと釉剥げが見られるが状態は良好。現行品は絵付けが転写式になっており、こちらのような手描きの味わいは失われている。

W15.5cm × H5cm
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