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ラーンナー朝 サンカンペーン窯 灰釉縞文鉢

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タイ北部チェンマイの東に位置するサンカンペーン窯で焼かれた灰釉鉢。薄造りの器体に朧げな放射状の縞紋が施されている。

サンカンペーン窯より産した一群は、主にラーンナー王朝の需要に応えたものであった。ラーンナーが現在のラオス、ルアンプラバン辺りに勃興し、チェンマイまでの一帯に領土を広げていたことを勘案すると、サンカンペーンはラオ族の作陶技術を受け継いでいると考えられる。それがスコータイ窯やサワンカローク窯と趣を異にする所以であろう。

一方で、初期のサワンカロークで焼かれていたモン族の作品とは極めて近い特徴を持つ。それはサンカンペーンにもクメール陶磁の技術が伝わっていたことを示しており、両者はそれぞれ別々の系譜にありながら、モン族が持ち込んだクメール陶磁を同源としているのである。

ニュウが三本と釉薬の剥離が見られるが、状態は概ね良好。

W19.5cm × H6cm
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