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蛇韻律

タイ サンカンペン窯 灰釉縞紋鉢 13〜14世紀

¥15,000(税込)

薄造りの器体に朧げな放射状の縞紋が施された灰釉鉢。タイ北部チェンマイの東に位置する、サンカンペン窯で焼かれたものである。

サンカンペン窯の作品は、ランナータイ王国(ラオ族)の需要に応えたものとされている。ランナータイが現在のラオス、ルアンプラバン辺りに勃興し、チェンマイまでの一帯に領土を広げていたことを踏まえると、サンカンペンは古代ラオスの作陶技術を受け継いでいる可能性がある。タイ中部のスコータイ窯やサワンカローク窯と作風が大きく異なるのはそのためだろう。

但し、初期のサワンカロークで焼かれていたモン族の作品とは極めて近い特徴を持っている。これはサンカンペンにもクメール陶磁の技術が伝わっていたことを示唆しており、両者はそれぞれ別々の系譜にありながら、いずれもモン族が持ち込んだクメール陶磁の影響下にあるという点では同源なのである。

ニュウが三本と釉薬の剥離が見られるが、総じて状態は良好。

W19.5cm × H6cm
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