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明朝 古染付 松樹梅枝文皿

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明代末期に景徳鎮の民窯で焼かれた古染付の皿。高台脇から緩やかに立ち上がり、浅い鉢形を成す。左右異なる瓶に活けた梅枝と、その中間に直方体の花盆に植えた松を、遠近法と余白を活かした絵画的な表現で描く。同じく中国から齎され、当時庶民に流行していた盆景にも符合する、時代の気風をよく表した吉祥紋である。

口縁部に生じた虫喰が好ましい。多少の傷汚れはあるものの目立った瑕疵はなく、状態良好。

W15cm×H3cm
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