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崇福寺形 華瓶

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平安時代に焼かれた須恵器の小瓶。飛鳥時代に大津京の鎮護のために創建され、鎌倉時代後半には廃寺となった崇福寺では、こうした卵形の胴を持つ小振りな長頸壺が祭祀に用いられていた。

川から揚がったと思しき本作は、繊維状の跡が表面に現れ、胴部中央に円形の削げと、その周囲に黒い染みが滲んでいる。それは袈裟を纏い、疾風の中に佇む托鉢僧の様相である。

ガラス製の落としが付属する。

W7cm×H10.5cm
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