Loading...

李氏朝鮮 白磁水注

ARCHIVED

李氏朝鮮時代初期に焼かれた水注。白い磁器質の素地に淡青色の透明釉を施した、堅手よりも時代の上がる粗質白磁の作例。シャープな注ぎ口と複数孔の空いた取手を有し、胴部には轆轤目を残す。耳盃に代表されるこうした愛らしくも特異な意匠の祭礼器は初期の儒祭に用いられていたが、司饔院の設置と共に衰退の傾向を示し、中期頃には姿を消す。

割れた取手が金で継がれているが、経年で金が剥がれている箇所がある。注ぎ口は無傷。保存箱付き。

W13.8m×D8.5cm×H9.7cm
  • キャプションは考察が進み次第随時更新されます。
  • 画像は実際の商品と色味が異なる場合がございます。
  • ご購入の際には、「特定商取引法に関する表記」をご一読ください。
URL Coppied.