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李氏朝鮮 会寧 灰釉盃

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李氏朝鮮時代後期に咸鏡北道会寧郡または明川郡で焼かれた盃。野趣に富む荒削りな器体に灰釉を施す。こうした形状の盃は南鮮に加え、中国や日本にも見られる普遍的なものだが、同地においては類例が極めて少ない。酒盃に申し分のない寸法で、古風な灰釉掛けは酒映りも抜群。

高台に欠けのように見える箇所があるが窯傷と思われる。口縁に一部カセが見られる以外に目立った瑕疵は無い。保存箱付き。

W7cm×H3.8cm
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