古唐津 黒唐津 茶碗
¥120,000(税込)1600〜1610年代に武雄系の窯で焼かれた黒唐津の茶碗。一気呵成の勢いを感じさせる粗放な器体に、小ぶりな三日月高台を有する。江戸後期頃から伝わる堀の手で、釉薬には艶が満ち、露胎部は古銅のような質感を呈す。深く窪んだ茶溜まりに鉄釉が滴る様子は壮観で、黒唐津ならではの深淵な景色が形成されている。
口縁の欠けと削げに、金・銀の直しが施されている。畳付きに古い時代の欠けがあるが、ガタツキは殆どない。古箱に収まる。
W11cm×H6.8cm
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