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明朝 漳州窯 青花蓮花文ケンディ形水注

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明朝期に漳州窯で焼かれた水注。取手を欠く手馴染みの良い器形を成す、マレー語由来で「ケンディ」と呼ばれるもので、その有機的なフォルムから日本では「おっぱい徳利」とも呼称される。胴と注口には漳州窯を特徴付ける鎬を施し、肩部から上に蓮花文を描く。

ケンディは2世紀にインドで出現し、仏教・ヒンドゥー教・イスラム教のそれぞれで浄瓶として使用され、信仰と共に東南アジアに伝搬した。中国では唐代から輸出品として生産されており、本作も東南アジアに積み出されたものと思われる。器種が異なるとは言え、日本に伝わる「呉須手」の一群よりも明らかに上手の作行き。乳白色を帯びた膚と嫋やかな器形が相まって、柔和で儚げな印象を強めている。

肩部を廻る窯傷以外に目立った瑕疵は無く、状態良好。保存箱付き。

W15cm×H17cm
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