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明朝 漳州窯 青花皿 五客組

¥50,000(税込)

明朝後期に漳州窯で焼かれた青花皿五客。宝珠を取巻く一対の龍を素早い筆致で描く。

漳州窯は福建省漳州市平和県を中心に広く分布していた諸窯に対する総称。景徳鎮の青花や赤絵を写した輸出陶磁を産し、日本では呉須染付や呉須赤絵、欧米ではスワトウウェアと呼称された。本作は褐色の素地に白濁釉が掛かる典型的な作例だが、五客いずれも全く異なる上がりを呈しており、色味だけでなく貫入の入り方まで種々様々である。平和県の南に接する詔安県の秀篆窯でも同一図案の陶片が出土している。

虫食いやフリモノ等の窯傷を除き、目立った瑕疵は無い。保存箱付き。

W15.5cm×H3cm
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