スコータイ朝 鉄絵蓮華唐草文小壺
ARCHIVEDスコータイ王朝期にサワンカローク地方で焼かれた小壺。球体に近い器形に土器のような平底を成し、側面には鉄絵による細密な唐草模様を描く。釉薬が施されていないことから輸出用ではなく、国内需要向けの祭器か檳榔の石灰を練るための水滴のようなものだったのだろう。類例が少なく、興趣に富む品である。
無釉のため絵付けが薄くなっている箇所あり。底部に少々剥離が見られるものの、特筆すべき瑕疵はない。
W7cm×H7cm
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