Antique & Poetics – Serpent Rhythm Continuum

蛇韻律 Serpent Rhythm Continuum

元朝 磁州窯系 白黒掛分盃

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元朝期、磁州窯系の窯で焼かれた盃。口縁はわずかに内へ抱え込み、全体に緊張感を孕んだ器形を成す。祭器の類ではなく、黄酒などを飲むための実用の盃で、外側下部に黒釉、上部から内側にかけて白化粧を施し、見込みには三点の目跡を残す。

この種の掛分の意匠は単なる装飾ではなく、見込みを白く化粧することで酒の色や量が確認しやすいという合理的な配慮によるものと推測される。簡素な白黒の対比のなかに、用途に即した美と機能が端的に表れた作例であり、現代においてもなお自然に手に取れる実用性を備えている。

口縁に幾つかの微細な釉薬の剥離が見られる。一部、貫入に色付きが見られる。その他、窯傷以外に目立った瑕疵は無い。

W6.5cm×H4cm
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