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蛇韻律

琉球 壺屋焼 染付花紋瓶子 19世紀

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琉球処分の前後に焼かれた琉球の徳利。このような瓶子(ビンシー)は元来、御拝(ウガン)の際に一対で用いられていたもので、中でも錫製の御酒瓶は琉球王家にも伝わる。

琉球施釉陶器の歴史は、しばしば17世紀の朝鮮陶工の招来と共に語られる。事実、この瓶子の高く裾広がりの高台や鋭くくびれた首、花弁のように開いた口縁などは、内地や中国ではなく朝鮮の陶磁器との類縁性を感じさせる。それは朝鮮陶技と琉球祭祀が交わることで生み出されたものではないだろうか。
また、錫製のビンシーは金属の乏しかった琉球が、朝貢関係にあった中国に発注したものとも考えられる。上記は憶測の域を出ないが、古琉球の時代に行われていた交易品を用いた琉球神事を経て、文化的混合と土着の信仰が結びつく中で一般化した意匠であると言えるだろう。

その消えかかった一輪の花の絵付けに儚さと力強さを見る。特筆すべき瑕疵はなく、状態良好。

W7cm×H15.5cm
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