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蛇韻律

金朝 磁州窯 黒釉双耳瓶 12〜13世紀

金朝期に磁州窯系の窯で焼かれた双耳瓶。膨らみを帯びた長腹の器形に盤口を有し、上半分に黒釉が掛かる。耳の造形や高台の削り込みなどが比較的精巧なことから、観台鎮で焼かれたものと推測される。

漢民族の文化を取り入れ農耕化を進めた女真族であったが、寒冷地である満州地方は茶の栽培に適さず、喫茶の習慣が根付くことはなかった。対して身体を温めるために飲酒は欠かせず、焼酎、黄酒、清酒、松苓酒といった様々な酒で日々の英気を養っていたようである。

細部は異なるが、酒館の屋号が記された紡錘形の瓶が発見されていることから、こちらも酒瓶だったのだろう。口縁部が楕円になっているのは、注ぎやすさを考慮したものか。

発掘品のため土の付着と極小さな釉剥げ、高台に浅い欠けが見られるが概ね状態良好。水漏れもない。

W9cm×H16.5cm
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