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金朝 磁州窯 白釉双耳壺

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金朝期に河北省南部の観台窯で焼かれた壺。双耳を有した豊満な器形を成し、化粧掛けした素地に透明釉を施す。こうした貯蔵を重視した器種の増加は女真族社会の農耕化が背景にあり、携行に適した丈長のものが多くを占めていた遼(契丹族)の時代とは対照的。薄く均一に施された釉薬は宋〜金朝期の特徴で、元朝以降は釉層が厚くなり、器形もより生活需要に即したものに変化する。

目立った瑕疵は無く状態良好。

W12cm×H12cm
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