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南宋 黒釉三耳小壺

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南宋期に焼かれた黒釉小壺。装飾性の高い三耳を有し、金朝期の磁州窯を思わせる堆白線文が施されている。

日本に請来された唐物茶道具の多くは閩江流域の諸窯より産したものであり、その殆どは「見立て」であった。表題は振出としているが、この小壺も本来は香辛料などを入れる容器であったと考えられる。

土汚れがあるが状態は極めて良好。金平糖が難なく出し入れできる口径を持ち、菅蓋と仕覆を誂えば一級の振出になるだろう。保存箱付き。

W6cm×H5.5cm
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