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李氏朝鮮 鉄砂鳳凰図壺

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李氏朝鮮時代中期に焼かれた鉄砂白磁壺。広州官窯の白磁に影響を受けた地方窯産のものと思われ、虎図に代表される民画調の筆致で鳳凰を二体描く。柳宗悦が1916年に朝鮮で購入したとされる「鉄砂雲竹文壺」と同じ高台脇の段差を有しており、同一地域の産である可能性が高い。

この手の白磁壺は底部が窯割れしているものが多く、本作も例外ではないが、直されており漏れはない。胴部に小傷が散見されるが目立った瑕疵はなく、状態は概ね良好。合箱付き。

W12.5cm×H14cm
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