Loading...

明朝 古染付 釉裏紅馬ノ絵兜鉢

ARCHIVED

明代末期に景徳鎮の民窯で焼かれた古染付の小鉢。口縁部が外に張った兜形を成し、辰砂と呉須で塗り分けた二頭馬を四面に描く。釉裏紅を用いた「浅絳手」と呼ばれる作例だが、沈んだ色味の紅釉が図らずも黒鹿毛の様相。もとは向付の生まれと思われるが、十分な深さがあるため茶を点てることが出来る。二頭馬の一体性を象徴するかのように、二つに割れたものが一つに継がれている。

古い漆直しに金の丸粉を施した。古染付特有の虫食いやフリモノを除き、目立った瑕疵はない。

W10.3cm×H6.8cm
  • 修繕

    金つぎ 柳蔭

  • キャプションは考察が進み次第随時更新されます。
  • 画像は実際の商品と色味が異なる場合がございます。
  • ご購入の際には、「特定商取引法に関する表記」をご一読ください。
URL Coppied.