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会津本郷焼 藁灰釉大皿

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明治頃に焼かれた会津本郷焼の大皿。藁灰と思しき失透釉を表に施し、裏は広く露胎とする。会津本郷焼は1645年、瀬戸から陶工・水野源左衛門を招いて本格的に製陶を開始し、1800年に東北地方でいち早く磁器焼成に成功した。本作は高台作りや目跡など瀬戸の石皿に似た作行きを持つが、石皿よりも幾分軽く日常使いに最適。貫入や釉縮れが生じた藍灰の膚が味わい深い。

口縁にホツと削げ、短いニュウが幾つかあるが概ね状態良好。

W30cm×H5cm
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