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李氏朝鮮 粉引平茶碗

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李氏朝鮮時代初期に焼かれた粉引の平茶碗。朝顔形の端正な器形を成し、見込みと畳付に四点の目跡を残す。総掛けされた透明釉が随所に青みを帯び、裏には轆轤目が立つ。

本作は粉引の代表的な産地として知られる高興郡雲垡里、或いは西部の務安郡で産したものと思われる。粉引は15世紀半ばから僅か50年程しか作られておらず、残存数は三島や刷毛目の比ではない。

口縁に釉の剥離と一箇所金直しがあり、ニュウが二本伸びている。それ以外に目立った瑕疵はなく状態良好。保存箱付き。

W18.8cm×H5.5cm
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