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陳朝 青磁陽刻茶碗

ARCHIVED

大越国(現ベトナム北部)の李朝後期〜陳朝期に焼かれた茶碗。朝顔形の薄い器体に、型打ちによる雲文を施した耀州窯風の作例。浅く削り出された高台を有し、見込みには五点の目跡を残す。仏教的色彩を帯びた朧げな雲文が、セージグリーンの淡い発色も相まって蕭然として荘厳な趣。鏡落ちの釉溜まりも見どころとなっている。

「Vietnamese Ceramics: A Separate Tradition, 1997」に同手所載。口縁の部分的なカセ以外に目立った瑕疵は無い。保存箱付き。

W16.5cm×H5.5cm
  • 箱書

    蛇韻律

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