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李朝(大越国) 青磁陽刻皿

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大越国の李朝期(1009-1226)に焼かれた青磁皿。型打ちによる陽刻は宋磁に倣ったもので、黄白釉褐彩と共に当時のベトナムで盛んに用いられた。耀州窯系青磁に通じる無釉の高台や見込みの目跡に、依然として文明の中心地であった中国北方の影響を色濃く残す。貫入に覆われた透明度の高いオリーブグリーン色の釉薬が美しい。

口縁部の釉薬が剥離している。また見込みや高台脇にも剥離している箇所が見られる。その他に目立った瑕疵はない。

W15cm×H4cm
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