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能野焼 仏花器

¥80,000(税込)

江戸時代後期に焼かれた能野焼の仏花器。硬く焼き締められた器体に、備前焼の胡麻を思わせる自然釉がふんだんに掛かる。何かを象っているようにも見える特徴的な双耳を有し、肩部には線刻による輪線、波線が廻る。種子島では古来から仏教の信仰が厚く、壺や甕などの生活雑器と共に幾多の仏花器が焼かれたが、現存数は限られる。本作は器形に苗代川からの影響を感じさせつつも、民俗的霊性を帯びた独特の佇まいが魅力となっている。

腰部に一箇所削げが見られる。底部に引っ付きがあるがガタツキは無い。水漏れも無い。能野焼としては総じて状態良好。

W11.3cm×H15.5cm
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