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唐津焼 内野山窯 緑釉鉢

¥36,000(税込)

17世紀後半に内野山窯で焼かれた鉢。見込みにのみ銅緑釉を施し、透明釉を腰部まで掛ける。青・白に発色した釉垂れが内外に景色を作り、見込み中央には蛇の目釉剥ぎを残す。同じ頃に焼かれていた所謂二彩唐津とは趣を異にしており、肥前陶器の中でも特異な位置を占める作例。この手は小皿が圧倒的に多く、本作のような鉢は比較的珍しい。

見込み側に荒い貫入が走っており、ニュウのように見える線が複数あるが、裏に通っているのは1〜2本のみ。口縁外側に削げが一箇所と、窯割れが一箇所見られる。

W19.8cm×H6.5cm
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