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古高取 宅間窯 海鼠釉皿

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高取焼内ヶ磯窯の前身とされる宅間窯(1606-1619)で焼かれた皿。角度のあるリム型の器形を成し、同窯特有のマットな黒釉と藁灰釉が落ち着いた窯変美を見せる。北鮮陶工が開窯に携わった永満寺宅間窯は、主に生活雑器を産しながら、茶陶高取の礎を築いた。低く、切りっぱなしの高台がこの窯の特徴をよく表しており、後の高取焼にも見られる右巴が底にあしらわれている。

焼成時に生じた窯傷と高台の削げが見られるが、状態は概ね良好。漆塗の古箱に入る。

W13cm×H3.5cm
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