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高麗 青磁陽刻草花文皿

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高麗王朝時代中期に焼かれた青磁皿。康津あるいは扶安より産した比較的上手の作。薄造りの器体に陽刻を施し、高台内に三点の硅石目を残す。これらは中国から運ばれた宋磁に倣ったもので、装飾は耀州窯、器形や高台作りは汝窯の影響を強く感じさせる。他方で高麗青磁も貿易陶磁として国外に積み出されており、同種の青磁片が浙江省寧波市で発見されている。

口縁からニュウが三本伸びている。内一本は口縁側が二股に別れており(5mm程度)、共継ぎされているかもしれない。口縁と高台に一箇所ずつ小さな共色直しがある。保存箱付き。

W16.5cm×H5cm
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