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古唐津 二彩唐津 松樹文瓶

¥80,000(税込)

1630〜40年代に焼かれた古唐津の瓶。白泥を刷毛塗りした胴部に鉄絵と緑彩で松樹を描き、透明釉を施す。頸部には鉄釉を施し、全体を引き締める。

松樹文は弓野窯が有名だが、本作は同じ武雄南部に位置する白木原窯、または北部の川古窯ノ谷新窯の産。玉壺春の流れを汲む華奢なS字のシルエットはこの時代の特徴で、市場に出回る多くは頸部が呼び継ぎされており、本作のような完器は極めて稀少。口辺のべべらも見どころとなっている。

容量は三合程度。膚の光沢が均一でないのは窯内の火の当たり具合によるもの。高台のホツや削げを除いて目立った瑕疵は無い。保存箱付き。

W11.5cm×H21cm
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