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琉球 壺屋焼 焼締徳利 鬼の腕

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琉球王国期に壺屋で焼かれた焼締徳利。施釉陶器の上焼に対し、より実用に徹した荒焼に類する作例で、一般に「鬼の腕(ウニヌティ)」と呼称される。重みのある棒状の姿形や、船上で海賊と争う際に武器として用いたことがその名の由来とされ、中国南方産の韓瓶(南蛮粽)などと同様に花生けとして珍重された。特に本作は丈長の歪なシルエットが際立つ個体で、芥子色に発色した自然釉が好所。険しい膚の凹凸も野趣に富み、南蛮物の美質が存分に発揮されている。

口辺にホツが数点見られるが、それ以外に目立った瑕疵は無く状態良好。

W7.5cm×H25cm
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