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唐 洪州窯 青磁茶碗

¥38,000(税込)

唐代に洪州窯で焼かれた青磁碗。平底の高台から直線的に開き、緑褐色を帯びた青磁釉が掛かる。底部は広く露胎とし、高台には四点の目跡が残る。

洪州窯は後漢末期から五代にかけて存在した青磁窯。陸羽の「茶経」で言及されている事で知られ、1977年に江西省豊城市曲江鎮羅湖村の考古学調査で窯址が発見された。作行きが似ている越州窯青磁としばしば混同されるが、洪州窯の方が器壁が厚く、やや実用器的な特徴を持つ。本作も飾り気の少ない質朴な作行きで、青白く失透した自然釉が見どころとなっている。

口縁付近に釉の剥離があり、外面が部分的にカセているが、見込みは良好な状態。

W13.7cm×H5cm
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