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ビルマ 緑釉小鉢

ARCHIVED

15〜16世紀にビルマで焼かれた小鉢。煉瓦色の胎土と緑釉の組み合わせが明快なコントラストを生む。高台は平底を成し、見込みには三点の目跡を残す。現在発見されているビルマ陶器の大部分は錫鉛を用いた白釉陶(緑彩含む)で、本作はそこに銅を加え全体を緑に発色させたものと思われる。モン族の作陶技術と中東の施釉技術が合わさり、他の東南アジア陶磁とは異なる発展を遂げたビルマ陶器だが、その実態は未解明な部分が多い。

口縁に数ミリ程の共色直しが3箇所と短いニュウが1本ある。発掘品としてはカセは少なく、状態良好。保存箱付き。

W11.7cm×H4.5cm
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